院長メッセージ

私たち天竜病院は患者さん中心の医療を実現するため、医師・看護師が一体となった取り組みを基本姿勢としています。国立病院から独立行政法人に移行しましたが、引き続き地域のための病院であり、地域のための医療を提供することが、私たちに求められている役割だと思っています。
その中で、呼吸器科・神経内科・小児精神科など一定の分野に特化した診療科の専門性をより高め、特色のある病院作りに力を入れています。

ここにはひとりひとりの患者さんにじっくり向き合える環境があります。 医師も看護師も患者さんを中心にした医療・看護が提供できるよう取り組んでいただきたいと思います。

私たちが力を入れているのは、子育て支援・無理のない勤務形態など職員が働きやすい環境を整えることです。特に女性医師や看護師など女性が多い職場において、各種の制度と柔軟な対応で、仕事をずっと続けていただきたいと思っています。

そのために採用時には個々の状況を聞きながら面接を繰り返し、その方に合った働き方ができるよう配慮しています。職場には医師や師長を中心にスタッフ同士が助け合う風土もあり、子育て中の女性や家族との時間を大切にしたい男性も安心して働いていただけると思います。

人材は将来の財産であるという考え方のもと、いっそうの人材育成に力を入れていきます。
各診療科の専門性を高めるため、スタッフがスキルアップができる制度や仕組みを整えて行きます。
すでに教育制度として、院外での講義・研修へ積極的に派遣する、各チームで定期的な勉強会を開催するなどの取り組みは活発に行われています。
医師は専門医、看護師は認定看護師など資格取得に前向きに取り組むスタッフも多いのも、そういった環境があるからではないでしょうか。