間質性肺炎外来
間質性肺炎外来を開始しました。
副院長 中村
間質性肺疾患(間質性肺炎)は、様々な原因でおこる病気です。中でも原因不明で強い線維化を伴って進行する特発性肺線維症(IPF)は、難治性であることが知られています。一方で、IPF以外の間質性肺炎でも同様の経過をたどることもあり進行性肺線維症(PPF)とも呼ばれています。治療も画一的ではないため適切な診断と評価が必要です。当院では、間質性肺炎の疑われる患者様の相談から、症状のない軽度の間質性肺炎、慢性期まで気軽にご相談いただける間質性肺炎外来を開設しました。
また個々の間質性肺炎患者様の、日常生活を考慮した入院による支援プログラムも行っています。専門医師による病態把握と治療方針の上で、国立病院機構ネットワークならではの看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、心理士、ソーシャルワーカー等により、様々な疑問や不安の軽減を行います。
当院は浜松医科大学附属病院をはじめとした全国の専門施設とも関係を築いており、院内・院外連携を生かして適切な診断と治療を行い、慢性期,進行期も精一杯サポートさせていただきます。
まずは、間質性肺炎外来にてご相談いただければと存じます。
担当医 副院長 中村祐太郎
■完全予約制となります。国立病院機構天竜病院の地域医療連携室までご連絡ください。