R3.3.31
当院の診療放射線科は、最新の放射線画像技術を積極的に取り入れ、医療の質の向上に貢献しています。
放射線のエキスパートである4名の診療放射線技師が患者様の立場に立って、より安全に検査を受けていただけるように心がけております。安心して受診してください。また、お判りにならない事は何でも、ご相談ください。
CT検査
■頭部・頸部
■胸部・腹部・骨盤部
■四肢
■脈管系
■その他の腫瘤など
※造影検査をご希望される場合には、アレルギーや、腎機能などによって検査ができない場合がありますので、事前にご相談ください。
※心臓ペースメーカーを装着されている方は、検査できない場合がありますので、事前にご相談ください。
X線を使用して、身体の中の様子をコンピュータ処理して人体の精密な横断像(輪切り写真)を作り腫瘍や血管病変等を調べる検査です。当院では逐次近似法を用いて写真を作るため、従来の撮影に比べ少ない被ばく線量で検査が出来ます。
MRI検査
■頭頸部(脳MRAngioなど)
■脊椎(頸椎・胸椎・腰椎など)
■腹部(肝臓・MRCP・膵臓・腎臓など)
■骨盤(泌尿器・婦人科疾患など)
■四肢(骨・関節・腫瘍など)
■脈管系(頸動脈・胸部大動脈・腹部大動脈・下肢動脈)
■その他の腫瘤など
※心臓ペースメーカー・人工内耳・脳動脈瘤クリップなどを装着されている方や、妊娠初期(15週未満) 、閉所恐怖症などの方は、検査ができない場合がありますので、事前にご相談ください。
MRI検査は一般撮影やCTのようにX線は使わずに非常に強力な磁石と電波を使用して検査をします。検査時は強磁場の中に入ります。そのため以下の注意が必要です。
1.ペースメーカーを装着されている方は検査ができません。
2.ヘアピン、腕時計、メガネ、携帯電話などの金属製品は持ち込みが出来ません。
3.磁気カードは情報が消去され、使用出来なくなりますので持ち込まないでください。
4.手術などで金属が体内に入っている方は必ずお申し出下さい。
5.造影検査の場合、ぜんそくの方は出来ません。
骨密度測定(DEXA)
■腰椎(L2,L3,L4の正面)
■大腿骨頚部(左右どちらか一方)
当院は、DEXA装置と呼ばれる装置で現在では骨密度測定の標準になっている検査方法を実施しています。対象骨は、腰椎、大腿骨頸部です。測定時間が短く(2~3分程度)、放射線の被ばく量も少なく、測定の精度が高い検査です。
骨粗しょう症の診断、経過観察や治療効果の評価に広く用いられています。また、病的な骨量減少の測定にも用いられます。骨密度測定検査は、ある程度若い年齢から定期的に行うことが大切で、できれば同じ装置で検査し続けることが望まれます。
当院は経年変化を観察することに重点を置いています。誕生月に定期受診しましょう。投薬治療中は4ヶ月毎に検査を施行して治療効果の評価をします。
X線TV検査
■上部消化管(食道・胃透視)
■下部消化管(大腸透視)
■経気管支肺生検
X線を照射し人体を透視しながら検査を行う装置で、バリウムを用いた胃透視検査や注腸検査、内視鏡を使った気管支鏡検査など様々な種類の検査に利用されます。